カードダス用語集
カードダスとは
アニメのキャラクターをデザインコンセプトにしたバンダイのトレーディングカード。1988年7月より専用自販機にて販売が開始された。
カードダスはバンダイの登録商標であり、自販機からカードを出すからカードダスという名前になったように感じるが、元々の由来は1988年当時話題になっていた天気予報のアメダスから来ている。アメダスが天気の情報源となっているように、当時の子ども達の情報源を目指してカードダスと命名された。
1990年以降アジア圏、ヨーロッパ圏、アメリカ等世界各国でも発売され、現在ではデジタルゲームと連動して遊ぶことができる「データカードダス」や「ICカードダス」等に進化を遂げている。
カードダス用語集
あ行
アマダ
PPカードやヒーローコレクション等を作っていた印刷加工会社当時の正式な社名は天田印刷加工株式会社。2014年2月21日に合併し、社名を株式会社あまだに改名している。
か行
カードダスステーション
バンダイから発売されているカードダス用の公式システムファイル。ドラゴンボールやSDガンダム、セーラームーン等、アニメの絵がついたデザインとなっている。
カードダス20
一枚(20円)単位で出てくる仕組みの自販機。初期のカードダス自販機はこれが基本となっていた。
カードダス100
5枚1セット(100円)単位で出てくる仕組みの自販機。カードダス20に加え、1991年よりこのタイプの自販機が導入された。
隠れプリズム
一見ノーマルカードのように見えるが2枚重ねになっており、めくると下にプリズムが隠れているという構造のカード。
究極博
1994年と1995年に開催されたジャンプキャラクターのカードダスの展示販売イベント。
1994年には東京、大阪、愛知、福岡、北海道の5都道府県・1995年には東京、大阪、福岡の3都府県で開催され、それまでに発売されていたドラゴンボールカードダス本弾全種類の再販や限定カードのプレゼント大会等カードダスの歴史に名を残すイベントとなった。
さ行
システムファイル
カードダスを収納して保管する為のファイルのこと。カードダスステーションが代表的。
自販機台紙
カードダスの自販機前面についているPR用の台紙のこと。
ジャンボカードダス
A5サイズの大きなカードダス。さらに大きいA3サイズの「スーパージャンボカードダス」というものも存在する。
スカウター欄
ドラゴンボールカードダスの本弾第5弾より搭載された長方形の網掛けのようになった部分。 赤い点の中に文字が隠されており、その文字によってゲーム上でのカードの力が変わる。本弾第10弾よりフレームのついた高級感のあるデザインに変更となっている。
スリーブ
カードを保護するためのビニール製のフィルムのような袋。ハードタイプとソフトタイプがあり、大きさや色も様々なものが販売されている。
セミコンプ
1枚〜2枚足りない程度で1つの弾がほぼ揃っているという状態。
全プレ品
少年ジャンプ誌上等で応募者全員にプレゼントされたもの。応募すれば全員がもらえたものだが、非売品となるため市販品と比べ希少価値が高い。
た行
Wプリズム
プリズムが2枚重ねになっており、プリズムをめくるともう一枚プリズムが隠れているという構造のカード。
ダブルスリーブ
カードをしっかり保護するため大小2サイズのスリーブを上下に重ねてしっかりと密封する方法。
抽プレ品
少年ジャンプ誌上等で応募者の中から限られた人数に抽選でプレゼントされたもの。プレゼントされた数量分しか世に出回っていないため、非常に希少価値が高い傾向にある。
な行
ノーマルカード
表面がホログラム仕様になっていない通常のカードのこと。1枚買えば必ず1枚出てきたもので、ある意味ハズレのような存在であったため現在でも価値は非常に低い傾向にある。
ノーマルコンプ
1つの弾もしくは1つのシリーズのノーマルが全て揃っている状態。
は行
バインダー
カードダスを収納して保管する為のもの。リフィルの付け外しができる為、必要に応じてページを増減できるのが特徴。
剥がし済
Wプリズムや隠れプリズム、リバースプリズム等の重ねシールが完全に剥がされてしまった状態を示す言葉。
箔マーク
カード表面に搭載されている各カードの流派や属性を表すマーク。ノーマルカードにもプリズムカードのような高級感を取り入れたいという意図と、偽造品の製造を防止するという目的で搭載されている。また、ホロ箔を使用しているため別名「ホロマーク」とも言われ、銀が標準的だが赤や緑の箔を使用したものも存在する。
箱出し品
ボックス(自販機に補充する前の段階でカードダスが入っている箱)から出したばかりの新品カードのこと。
PPカード
駄菓子屋さん等でくじのようにして引く形式で販売されていたカード。アマダという会社が作っており、バンダイではないので正式にはカードダスではないのだが、現在ではこういったものも含めて総称的にカードダスと呼ばれることが多い。
プリズムカード
自販機で20枚に1枚程度しか出なかったキラキラに輝くカードのこと。当時の子ども達は「キラ」と読んでいた。
プリズムコンプ
1つの弾もしくは1つのシリーズのプラズムが全て揃っている状態。キラコンプとも呼ばれる。
フルコンプ
1つの弾がもしくは1つのシリーズが全て揃った状態。フルコンプになると一気に全部揃うということによる付加価値が生まれる為、通常相場よりも高く取引されることが多い。
ボックス
自販機に補充する前の段階でカードダスが入っている箱のこと。自販機補充用なので基本的には1箱にその弾のカードが全種入っており、かなりの高確率で1つの弾の新品コンプリートを作ることができる。1箱200枚(内プリズム10枚)入っていて、一箱でフルコンプが1つとノーマルコンプが3つ程できると言われている。
ま行
未剥がし
Wプリズムや隠れプリズム、リバースプリズム等の重ねシールを1度も剥がしたことのない状態のこと。小学生が重ねシールを一切剥がさずに保管していたということはある意味奇跡にに近いことである為、未剥がしのものはそうでないものと比べて非常に高価となっている。
ら行
リフィル
システムファイルやバインダーの各ページ(カードダスを収納するビニール)のこと。
リバースプリズム
裏面を剥がすプリズムが隠れており、表裏両面プリズム仕様になっているカード。両面プリズムとも呼ばれる。
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